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アベノミックス総括(4)“トリクルダウン等は夢のまた夢” [政治経済]

為政者が社会主義の虜にでもなってしまったかの如く,企業主にやれ内部留保の削減だのやれ従業員給与のアップだのと幾度要求しても、現在の様に行く先が不透明で不安に満ち溢れた社会では、満一に備え、自己防衛の為に企業は内部留保を増やし、個人は貯蓄に宛てるのが当然の成り行きである。“トリクルダウン等は夢のまた夢”。・・・基はと云えば「之からどうなるんだろう」と思う社会不安・・・。此の不安は為政者の政治姿勢、手法、政策からくるものであろう。・・・それを根本から転換する必要がある 需要の多い医療、介護、保育、震災や洪水等自然災害に備えた環境整備、化石燃料や原発等危険因子の多いエネルギーから安全な自然エネルギー主導へ、等々、国内に需要の多い内需主導型政策に方向転換が要求される。
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アベノミックス総括(3)忖度の見せ掛け数値では・・・

独立機関である筈の中央銀行では首相好みの総裁が赤字国際を買いまくり、金融緩和どころか通貨を市場に溢れさせ、株式や金融商品に迄手を伸ばし官製相場をでっちあげ、見せ掛けの好景気を演出する。更にマイナス金利迄実施したにも拘らずデフレ脱却目的の物価上昇2%も果たせていない。そして、産業に血液を送る心臓の役割を果たす市中の金融機関を深刻な状況に追い込んでしまった。其れなのに未だ金融緩和の出口など考える余地すら見出せない。此の侭で金融危機への備えは? 経産省も外部専門家に高額な報酬を約束し、社会保障費等の遊休資金の市場運用額を増やす等の策に出て官製相場創造に協力している。斯様にアベノミックスが恰も功を制しているかに見せる諸々の工策により表面上の相場はなんとか維持している様には見えるが・・・米国の貿易保護主義化の反動で、膨大な外国人買いに支えられていた東京証券市場の急落にも、政府は何ら具体策も打てず、ただ茫然と見守るだけ・・・
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アベノミックス総括(2)実感の伴わぬ戦後最長の好景気  [政治経済]

先進国中最大の財政赤字を抱える状況では甘い事ばかり言ってはいられないだろう。参院選が終われば、消費増税を始め年金支給開始年齢の引き上げ、諸々の給付金切り下げ、等々負担引き挙げ議論が本格化する事は間違いない。・・・あれよ、あれよと云う間に景気は減速し、中負担、低福祉の暮らしにくい格差拡大社会に変貌する事は明白である。衆議院解散時、当時の首相と交わした財政健全化の約束事「増税と社会保障の一体改革」は政権を奪還するや、大企業の輸出で利益拡大を図り、トリクルダウンで庶民生活を安定させると云う自説「アベノミックス」を政策の柱に据え先延ばしにして来た。然し、其の政策も「戦後最長の好景気」等とうわべの数値だけは良さそうに見えるが、庶民の生活実態は少しも良くなど成っていない。其処で、従来2期迄とされて来た党首、即ち内閣の政権担当期間を3期に迄延長し、財政健全化の第一歩でもある1920年プライムレートゼロ達成の時期迄も延期し、更に、税収不足を赤字国債で補う100兆円を超える前代未聞の大型予算を組んで更なる景気上昇を狙う。1000兆円を超えた先進国中最大の財政赤字解消も拉致問題解決同様に次期以降の政権に委ねる積り?・・・
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アベノミックス総括 (1)巧言令色・・・ [政治経済]

少子高齢化が進行し、総人口の減少は勿論だが、働く事の出来る年齢層の人口が極端に減り、働きたくとも働く事の出来ない高齢者層の割合が極端に増加している。我が国の社会も成熟期に突入してしまった。成長期から成熟期への政策転換が必要である。政府は現行の社会保障制度が持続可能でない事を率直に語るべきだ。「高齢者が活躍出来る社会」等と云う耳触りの良い言葉で「負の側面」を隠してはいけない。数少ない若い世代の負担を軽くする為に高齢者も「働ける間は働こう」そして「収入の有る内は保険料を払い社会保障費の負担をする」然し、老いや病で本当に働けなくなった時には、しっかりと国が老後の面倒を見る社会保障制度に根本から変えなければならない。残念ながら、政府の戦略は、夏の参議院選迄は厳しい事は何も言わず、ただ美辞麗句を並べたて70歳迄の雇用延長だけを打ち出し、働きたい高齢者の人気取りに徹する様だ。勿論、トリクルダウンを期待する大企業や富裕層に大きな負担を掛ける選択肢もない。
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裸の王様 [政治]

今年は自然災害の多い年でした。清水寺貫主の書かれた漢字一文字も災でした。・・・
同じ災害でも、戦争やいじめ等の人災は外交や教育等の人的努力で予め防ぐ事も可能だが、自然災害はそうとは限らない。予め想定される災害に十分耐え得る強靭な国土の造成が必要である。
東南海トラフには近々巨大な地震が想定され、その地域に多くの原発を抱える。万一現在の状態で、其処に激震が発生した時には、最悪の場合、我が国の半分以上は先の東北大震災を遥かに超える災害を被り、国全体が再起困難な状態に陥りかねないと云はれる。
災害列島に住む私達国民が斯様な重大課題を抱えるにも拘らず、政権与党は自党に有利な選挙ばかりを夢見て散財し、遂に1000兆円を超える先進国中最大の財政赤字を抱えるに至ってしまった。そして、其の解消策の第一歩とも言うべき平成20年プライムレートゼロ予算さえ早くも諦め、先の見えない不安な社会では有り得もしないトリクルダウンを期待し、又もや、赤字国債を発行し、此の国始まって以来最大の100兆円を超える大予算を組んでしまった。
災害列島に建設してしまった脆弱な原子炉の再稼働も、廃炉後の放射能コントロールも儘ならぬ原発輸出も、夢想敵国相手に夢見る膨大な軍事予算も、辺野古米軍基地建設も、全て国民の総意を蔑ろにしての決定である。民意を無視しての政策決定は之ばかりではない、オリンピックを利用しての憲法改訂にまで辿り着く。
周辺を見渡すゆとりさえ持ち合わせぬ2大強国の首脳がリードする世界のはざまに有って・・・
  偏狭で、多数の奢りを抑制する心を持たず、諂う側近ばかりを重用する自己中心的為政者・・・
 果たして、行く末は安泰であろうか・・・
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何のための軽減税? [政治経済]

来年10月から消費税が10%に引き上げられる。其の際、同じ与党である公明党の強い要望で低所得者対策として軽減税率が採用される事が決まった。 結果、約1兆円の税収が目的額から目減りする。其れを社会保障費の削減等で補うそうだ。即ち、①低所得者の医療及び介護の総合合算制度廃止で約4000億円を②所得税及びたばこ税増税で3000億円を③インボイス制導入で免税業者が課税業者に移行する効果により2000億円を④社会保障改革で歳出削減額が想定より約1400億円上廻っていたので、其の半分程度を財源に、更に消費税増税と同時に廃止する給付金の事務費等を加え約1千億円。合計額略1兆円である。
増税は参議院選挙後の事で、何等選挙には影響ないと思っての事だろうが・・・社会保障費を削って軽減税補充に充てるとは・・・成田山公園
 ⁂インボイス制度=[適格請求書等保存方式]の事で減税品目の消費税を2%減額して8%にするには税務署長に申請して登録を受けた課税事業者である「適格請求書発行事業者」が交付する「適格請求書」の保存が必要。
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成熟期の経済政策は社会保障改革で [政治経済]

少子高齢化の影響で総人口の減少は勿論だが、働く事が出来る年齢層の人口が極端に少なくなり、働きたくとも働く事の出来ない高齢者層の割合が極端に増加している。・・・
之が成熟期の社会だ。政府は現行の社会保障制度が持続可能でない事を率直に語るべきだ。
「高齢者が活躍出来る社会」等と云う耳触りの良い言葉で「負の側面」を隠そうとしてはいけない。 「働ける間は働こう」「若い世代の負担を軽減するために、収入の有る内は高齢者も保険料を払う」然し、老いや病気で本当に働けなくなった時にはしっかり国が老後の面倒を見る。そんな社会保障制度に根本から変えなければならない。「それが嫌なら、大幅な保険料引き上げか増税を受け入れよう」・・・と国民に語りかけ、少子高齢の成熟した社会に対応した新しい制度を再構築する議論を急いでスタートさせるべきだ。残念ながら、現政権の戦略は、来年夏の参議院選迄は厳しい事は言わず、ただ、70歳迄の雇用延長だけを打ち出して人気取りをすると云う事の様だ。
企業や富裕層に大きな負担をかける選択肢は採用されないだろう、選挙が終われば、消費税増税や年金関連の厳しい話は勿論、医療や介護等、あらゆる面での「改革」即ち年金支給開始年齢の引き揚げを始め、様々な給付の切り下げ等、負担引き上げの議論が本格化する。・・・あれよあれよと云う間に、中負担低福祉の格差社会に代わってしまう。前回の衆議院解散時首相が前首相と国会で交わした財政健全化の為の約束を先延ばしにして「アベノミックスによる景気拡大で税収増を計り、財政の健全化を実現する」と公言し、増税を先延ばしにして来た。そして、税収不足にも関わらず、またまた100兆円を超える大型の政府予算を組み、其れを赤字国債発行で賄う有様・・・おまけに財政健全化の第一歩でもあるプライムレートゼロ達成の期間迄先延ばしにする事を決定し・・・1000兆円を優に超えた先進国中最大の財政赤字の解消策は次期政権に委ねる積り?・・・本来独立機関である筈の中央銀行では、首相好みの総裁が国債をどんどん買増し、国内通貨がジャブジャブに成る迄金融緩和をし、マイナス金利迄実施したにも拘らず、目的の2%の物価上昇も未だ果たせず、景気は一向に上がらない。産業の血液を送る心臓の役目を果たす市中の金融機関も非常に深刻な状況である。処が、現政権には何等その対応策も持た無い。         之が、成熟期に効率化や高度成長ばかりを追い、行方を見失なってしまったレイムダック期を迎えたアベノミックスの現状である。
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温故知新 [聴講]

先日、友人の講演を聞きに久し振りに母校を訪れました。学生時代はJR駅より約20分の通学路でしたので、同じ道を歩いてみました。然し、駅を始め、街の様子が依然と全く異なり、迷いに迷い、何と、1時間以上も掛かって漸く母校に辿り着いた有様です。予め、ゆとりをもって出掛けたので講演には間に合いましたが、思い起こせば学校出てから略70年・・・浦島太郎の状態でした。
P1000412 (2).JPG講演は藩校時代の藩領を始めとする諸々の内容で、現在でも大変参考になるものでした。
終了後は、旧友達と昔を忍び、軽く杯を交わし、来るべき100歳に備えて歓談し帰路に就きました。

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100歳の明日に向かって・山懐の晩夏に親しむ [旅行]

30度~35度の日が続き、傘寿を過ぎた者にはとても耐え難い夏です。
何処か涼しい処で英気を養なおうと、例の同窓グループ8名は、日本アルプスの麓に旅をしました。白馬ではホテル・グリーンプラザ白馬に泊まり、清里では清泉寮へ、安曇野では山葵園へ、時々小雨には見舞われましたが、山懐の晩夏に親しみ、100歳の明日に向かって英気を養うにはほぼ快適な旅でした。
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年寄りの冷や水 [旅行]

此の処、暑い日が続き、堪り兼ね家でごろごろして居りました。そんな折、友人から日帰り旅行の葉書が舞い込みました。
「老人は体力が第一、そんな生活をしていると体力が衰えてしまう、其れと同時に脳の活性化も無くなり、惚けてしまうぞ!」と驚かされている様な気分になり、日帰り旅行に行く事に決めました。昭和シングル生まれの爺々ばかり数人で7月17日、上野駅より高崎線に乗り込み、熊谷で秩父線に乗り換え、熱中症に気を付けながらも「暑さ体感の日帰り旅」に秩父路は長瀞に出掛けました。
川下りを楽しみ、川沿いのお店に寄り、生ビールで喉を潤し、名物の味噌かつ定食に舌ずつみを打ち、(名古屋だけではありません当地の味噌カツも亦格別でした。)座敷に迷い込んで来たツガイの糸トンボに慰められ少し若返った様な気分にもなりました。それにしても、とっても熱い一日でした.
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