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明治維新以降の我が国の歩みと最近の政権

明治維新は、尊王攘夷を唱える薩長連合が、幕府及び譜代大名の弱体化に乗じ、幕府に依る開港を理由に倒幕し、王政復古を建前に天皇を利用して自前の政権を打ち立てたに他ならない。日清戦争の勝利はアヘン戦争の結果、アグイン条約に伴う西欧諸国による彼の国の植民地化と清王朝の乱れ等相手国の内部事情が全てである。日露戦争の勝利も又、赤化に伴う帝政ロシアの混乱に乗じての勝利であり、決して薩長連合率いる我が国の兵力が優れていた訳では無い事は明瞭で、全てが漁夫の利であった。其れを全て実力と思い込んだ薩長連合政府は、明治維新を成功させ、日清、日露の戦に勝利した事で国力を過信してしまった。其の上、陸軍参謀本部は天皇だけが持つとされていた「統帥権」迄、干犯し、為すが儘に出兵建国した満州国や朝鮮半島を配下に収め、世界の一等国を夢見て大戦に臨み惨憺たる結末を招いてしまった。・・・・                                 昨今の政治状況を鑑みるに、前段の事実を知るや知らずや長州出身の権力者は往時に郷愁を覚え、小選挙区制度に依る権力の肥大化を好い事に戦後自民党を中心に長年護って来た「国民主権」「言論の自由」「平和友好」「非戦」等々の戦後レジュームよりの脱却を試みて、多くの憲法学者の違憲論にさえ聞く耳持たず、「統帥権干犯」まがいに自己本位の憲法解釈で多くの国民の懸念を蔑ろに培って来た専守防衛を破棄し、同盟国と共に海外に派兵し、世界のリーダーたらんとする姿には聊か穏やかならむ気配を感じるのは小生だけではあるまいと思う。戦後レジュームとの決別を唱える危うさには限りなく不安を覚える。



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