So-net無料ブログ作成
検索選択
前の10件 | -

歴史を考える…再び過ちを犯さぬ様・明治維新を見直そう・・・ [近代史]

私達が日本史で学習した日米修好条約は不平等で稀代の悪条約とされていた。

然し、現在では其の考えも見直され、此の条約があったればこそ、清国を始め、インドや東南アジア諸国の様に 西欧列強の餌食にならず、植民地にもされずに済み、近代国家として独立する事が出来たと考える人も多くなっている。

私達が学んだ歴史では薩長連合は攘夷を唱え開港に反対し、王政復古を旗印に庶民を巻き込んで倒幕し、自前の新政権を立ち上げて、明治維新を成し遂げた。更に、富国強兵を唱え、日清、日露、の戦いに勝利し、大東亜戦争に突入した・・・。であるが、日清、日露の戦いから大東亜戦争(第2次世界大戦)敗戦に至る間は司馬遼太郎が著書「此の国のかたち」に、日本の歴史上「異胎の40年」と表現されている、・・・即ち、長い日本の歴史上、此の国が辿って来た有様とは全く異なる40年・・・即ち、全てが戊辰戦争勝利の「勝てば官軍」の理屈が罷り通った期間・・・、其の陰に活躍した維新の立役者と云われる数々の英雄が・・・果たして如何なる者であったのか?・・・多くの疑問が残る。・・・

明治維新は尊王攘夷を唱える薩、長、土、の下級脱藩浪士達(現在で言うなればテロリスト達)が幕府及び譜代大名の弱体化に乗じ日米修好条約に基づく開港にクレームを付けて、運よく倒幕に成功し・・・、当時彼等の戦力及び資金力を幕府方と比較して彼等・薩長土連合の勝利は運を除い考えられない)・・・王政復古を名目に天皇の名を語る自前の政権を立ち上げたに他ならない。・・・そして、旗印であった尊王攘夷を翻し、夷国・西欧の制度を真似た自前の政権を立ち上げ、臆面もなく鹿鳴館に代表される上辺だけの西欧文化に現を抜かす体たらくを演じた。・・・更に日清、日露戦争の勝利を、国力に依ると過信してしまった事である。・・・日清戦争の勝利はアヘン戦争及び、アグイン条約に伴う露国及び西欧諸国による植民地化と清王朝の乱れ等相手国の内部事情が全てであり、日露戦争の勝利も又、赤化に伴う帝政ロシアの混乱に乗じての勝利で、決して連合政府率いる我が国の力が優れていた訳で無い事は明白である。・・・之等の勝利は全て“漁夫の利”で有ったのだが、実力と思い込んだ陸軍参謀本部は当時天皇だけが持つとされた「統帥権」迄を干犯し、為すが儘に大陸に出兵し、満州国を建国し、朝鮮半島も含め配下に収め、更に世界の一等国たらんと夢見て先の大戦に臨み惨憺たる結末を招いてしまった。・・・ 之が戦前のレジュームであり、司馬遼太郎氏の云う「異胎の40年」の根幹である。戦後レジュームより脱却して何処に向かう?・・・「異胎の40年}に向うのであれば「悪夢再来」と云うより他は無い・・・敗戦に依り、漸く我が国本来の歴史に繋がる機を織る機会が到来したと云うに・・・ 


二本松少年隊 [旅行]

3月下旬、久し振りに岳温泉に遊んだ。東京駅は22番線ホームで落ち合い、郡山駅で東北本線に乗り換え二本松駅に降り立つ。駅舎を出たとたん、先ず目に付いたのが鉢巻をキリリと締め、刀を振りかざした少年の像である。・・・・台座には・二本松少年隊士像・「霞城の太刀風」・と刻まれている。
鳥羽伏見の戦いに続き、戊辰戦争が始まり、京都守護職であった会津藩主松平容保を目の仇と狙う薩長連合の官軍は錦の御旗を掲げ、会津は鶴ヶ城を目指し怒涛の進撃を開始した。東北諸藩は、「奥羽越列藩同盟」を結成し之に立ち向かった。・・・・其の頃、二本松藩では西洋流砲術師範の長男木村銃太郎が、江戸での修業を終え二本松に戻り、砲術指南をしていた。(NHKの大河ドラマ「八重の桜」でも取り上げられた、二本松藩の少年隊は銃太郎と其の門下生=13歳を最年少とするあどけない少年ばかりである。)・・・・二本松藩は各藩に応援兵を出し、中でも白河小峰城へ出した援軍の武士達が戻らぬ内は、城内、城下は空虚同然であった。折しも7000を超える新政府軍は周辺にまで迫り、猛烈な勢いで攻め込んで来た。城を守る正規軍は殆どおらず、僅かな老兵と銃太郎率いる少年隊があるのみ。城代家老で軍事総督の丹羽富穀は、止むを得ず、断腸の思いで木村銃太郎を隊長とする此の少年達に出陣の許可をした。銃太郎率いる砲術部隊は最大の激戦地、城南の大壇口(おおだんぐち)に出陣、門下生16人を含む25人の少年隊士は果敢に応戦した。他に12歳から17歳の少年も此れに續き、合わせて62人の少年達が官軍に立ち向かった。然し、多勢に無勢、刀折れ矢弾尽き、少年隊は隊長の木村が先ず戦死。更に副隊長も後に続き、14名の少年達が此処に命を落とした。二本松藩主丹羽家菩提所「大隣寺」の境内には隊長木村銃太郎、副隊長二階堂衛守を含む少年隊戦死者14人の供養塔が建立されている。維新の夜明けを待たず、愛する郷土及び家族を守るため激戦の果てに散った少年隊士を弔う参詣者の献花と香煙は、今なおその悲劇を伝えている。此の戦いに殉じた純粋可憐な少年達は、会津白虎隊に優るとも劣らないと伝えられる。

 




















 




史上「異胎の40年」と最近の政情 [近代史]

明治維新は、尊王攘夷を唱える薩長連合が、幕府及び譜代大名の弱体化に乗じ、開港を理由に倒幕し王政復古を建前に天皇を利用し、自前の政権を立ち上げたに他ならない。倒幕に成功するや、尊王攘夷を翻し、西欧を真似た連合政権を打ち立て、臆面もなく鹿鳴館に代表される上辺だけの西欧文化に現を抜かす体たらくを演じた。更に、日清、日露の戦に勝利した事で国力を過信した。                                然し、日清戦争の勝利はアヘン戦争、アグイン条約に伴う西欧諸国による彼の国の植民地化と清王朝の乱れ等相手国の内部事情が全てであり、日露戦争の勝利も又、赤化に伴う帝政ロシアの混乱に乗じての勝利で、決して連合政府率いる我が国の軍が優れていた訳で無い事は明瞭である。これ等の勝利は全て漁夫の利で有ったのだが、実力と思い込んだ陸軍参謀本部は当時天皇だけが有した「統帥権」までを干犯し、為すが儘に大陸に出兵し、満州国を建国し、朝鮮半島も含め配下に収め、更に世界の一等国たらんと夢見て先の大戦に臨み惨憺たる結末を招いてしまった。・・・・            

昨今の政治情勢を鑑みるに、・・・・前段の史実を知るや知らずや、司馬遼太郎氏の云われる日清、日露戦争以来大東亜戦争に至る「日本史上異胎の40年」の反省を試みる迄も無く・・・・、小選挙区制度に依る権力の肥大を好い事に、権力者が往時に郷愁を覚え、多くの学者の違憲論にも聞く耳持たず、改憲も径ず、嘗ての統帥権干犯まがいに国民主権を犯し、同盟国と肩を並べて海外に派兵し、世界のリーダーたらんとする思い上がりには聊か穏やかならむ気配を感じる。・・・・ 戦後レジュームよりの決別を唱えるに至っては、此の上無き不安に怯える。




少子高齢社会の行く末 [福祉]

私達、高校の同期生7~8名のグループは現役時代には自営に、官公庁に、民間企業にと立場こそ違え互いに協力し合い、其々、地域社会に些かなりとも貢献して来たと自負しています。そして、定年を境に傘寿を過ぎた現在でも年に3~4回は連れだって優雅に国内旅行を楽しんでいます。 然し、此の様な事の出来る社会はそう長くは続かない。・・・・2015年の介護保険制度改定で、一定額以上の所得を有する者は利用料の自己負担が1割から2割になり、部屋代や食費等の補助対象要件も厳しくなった。・・・・之等利用者負担増の影響について、全国7705ヵ所の特養にアンケートした結果が、本日の朝刊に掲載されていた。101施設で「利用料の支払が出来ず退所する者が出た」311施設で「配偶者が生活苦に陥った」206施設で「利用料の滞納者が増えた」との回答が有ったとある。…・其の上、之だけはと頼りにしている年金は下がる一方・・・・いつまで生きているんだ!いい加減にしてくれ!と云わんがばかりの対応だ。
内閣府発行の高齢者白書によれば2060年の此の国は2・5人人が65歳以上、人に人が75歳以上の超高齢社会を迎えるとある。・・・・現状のまま推移する先の社会は、年老いた者など介護する余裕さえない楢山節孝の世界になっているだろう。                      北欧の福祉国家スエ―デンの首相経験者で経済学者でもあるラインフェルト氏は、やがて私達の半数は、100歳迄も生きる様になるだろうと予言している。若し、其の通りになり、そして、少子化が更に進めば姥捨て山に捨てに行く者さえ居なくなる。                    若し、私達が100歳迄も生きたなら…・平成47~8年(2035~6年)頃…・年金は更に減り、介護費用は鰻登りになっている。子供達も定年を過ぎ、介護する者など何処にもも居ない高齢老人ばかりの社会となる。誰にも頼らず消え去る努力をする以外に道はない。息を引き取る間際迄健康を保つ努力は当然だが、そう思い通りには行くまい、年金が減額され、医療費の自己負担割合が増えた分、病床に就いてから臨終迄の生活(療養)費を補う蓄えも必要である。‥‥然し、其の様な余裕は更々無い。‥‥だが、例え、金銭を支払う余裕が有っても看てくれる者など何処にも居ない社会になっているかも知れない。‥‥安楽死だけが一縷の望み。行政が孤独死対策だけに追われる時が間もなくやって来る…・其の時になってからでは手遅れで、孤独死対策さえ出来ない社会になっているだろう。




安倍首相の国民総活躍社会とは? [政治]

国民総活躍社会とは性別、年齢、障害等全ゆる状態の国民が其々の能力に応じ活躍出来る社会の事であり、社会の多様な姿に対応可能な政策が不可欠である。従来の様に現役世代だけが働いて高齢の退職世代を支える「世代間扶養システム」の継続は、少子高齢化の続く現状(成熟社会)では財政上不可能であり、ジェネレションフリーの相互扶養の共生社会」に移行せざるを得ない。然し、其れには未だ多くの組織や職場に様々な課題が残っている作れば売れる」時代とは異なり、今迄に経験した最善の方法 (ベストプラクティス)実施しても、必ずしも以前同様な成果が得られるとはらない時代であるだからこそ、多様な思考見識を受け容れ対応出来る体制を整え解決策を見出す事が要求されている"此の道しか無い”等多様性に水を差す様な発言は厳に慎むべきである。







 




「ジェネレ―ションフリーの社会」読後に思う事 [社会保障]

我が国の平均寿命は男性が80歳、女性は87歳と長寿になった。定年が60歳は余りにも早過ぎ、定年後の人生に不安が付き纏う。まだまだ元気に働ける働き盛りの熟達した労働力を定年と称し早期に退職に追い遣り、其れまで働いていた社会から追放してしまう。之は国家的にも大いなる損失であり、人生85歳時代に於ける制度上の欠陥でも有る。此の様な制度は早期に改訂し、近い将来にやって来る労働力不足に備える事が急務ではなかろうか。                                               定年後20年~25年も悠々自適に年金だけを頼りに余生を送る者等極僅かである。而も、其の様な生活では元気な躯を持て余し、置かれた場所で余計な事に迄口を出し不和の元凶を作る。挙句の果てに、キャリアや能力を無視した意に沿わぬ再就職をし、劣悪な労働条件の下に働く無気力な高齢者ばかりが急増する。我が国の人口は、2060年には現在の約3分の2の約8700万人に減り、其の約4割が65歳以上になると推計されている。労働力が激減する時代が間も無くやって来る。政府は、外国人労働者で其れを補う事を模索するが、果たして問題は無いだろうか?欧州諸国では外国人労働者の不正労働や犯罪が多く移入を規制する方法を「日本に学ぶべき」と検討する国も有ると聞く。

「ライフワークバランス」

現在の年金制度は人生60年時代の遺物

其の時代は15歳~18歳で就職、50歳で定年である。32年~35年間年金を積み立て10年間の年金生活だが、寿命85歳の現在で60歳定年では42年間積み立て25年間の年金生活である。当然、従来の様な額の年金を受け取る事は不可能だ。「働いて年金料を収める期間」と「定年後年金を受け取る期間」のバランスを考えても、寿命が伸びた分、定年を延長し積み立て料を増やすか年金支給額を減らすかしかない。若者達は自分達の定年後に果たして年金が受け取れるか如何か疑問を抱いている。次代を担う若者達に其の様な思いを抱かせる現在の制度には欠陥がある。何時までも此の制度を続ける訳には行かない。早期に改善する必要がある。長い間の会社人間は、60歳位でサンデー毎日になると地域にも溶け込めず身の置き場にも困り、長い間、寂しい余生を送る事に為る。長寿で健康年齢も伸びた事及び働く期間と、定年後のバランス等を考慮すれば、定年を延長し、75歳位から年金生活が始まる様な設計の制度が必要になるのではないか?

年金支給開始を自動的に70歳~75歳選択制にして、働く期間の厚生年金積立料を含む社会保険料等は徴収する事とする。尚、改訂された派遣法を考慮すれば、非正規労働者は今後益々増加し、其の中には多くの若者も含まれるだろう。彼等は社会保険料等を天引きされると手取が減り現在の生活にさえ支障を来たすので、先の見えない社会保険等には加入しない。其れで雇用主も社会保険料の二分の一負担を免れる。必然的に加入者は減り、働く者の多くが加入しない社会保険等成り立つ筈も無く、社会保障のセィフティ-ネットは消滅してしまう。雇用する側の負担増対策も考慮する必要はあるが、彼等の将来を想うならば例え短期間の非正規労働者と雖も全員社会保険及び厚生年金の加入を義務付ける必要がある。若年労働者が不利益を被る事の無い様、早期に制度改定をし、改訂した年金制度への移行は新規加入者からとし、当分の間、新旧2制度を並行運用しなければならないと思う。然し、之で我が国の年金制度の維持も、若者の持つ将来への不安も取り除けるのではなかろうか。(四辻の狸)




少子高齢化のスエ―デンに学ぶ5・6・ [社会保障]

5・何故?75歳まで働く社会の提言か

ラインフェルトは、年金給付の財政への圧迫に対する危機感のみから、75歳年金支給開始年齢の引き上げに言及した訳ではない。福祉の削減のみが発言の真意ではない。それ以上に、元気な高齢者やりがいを持って働いて貰える社会を創ろうとの考えである。その為に、国民に「働く事の意識改革」を求めたのだ。ラインフェルト首相曰く「スウェーデンの平均寿命は延びる。現在生まれた人は、恐らく2人に1人は100歳位迄生きる様になるだろう。平均寿命が大きく変り、元気に働ける健康寿命も大幅に改善される。其の様な時代に福祉国家としてのスウェーデンを維持するには、国民の働き方を変えなければならない」

6誰もがやりがいを持ち働ける社会の構築を!

その為には、働く人達の多様なキャリアパスを受け入れる体制を整える事だ。例えば55歳で会社を辞めて次の20年の為に勉強をして再び新たな会社に入る。そうした事が当たり前になる社会を創ろうと云う事だ。国民が75歳迄働く事になれば、企業も55歳から75歳迄の従業員の活用方法を編み出すだろう。ラインフェルトは以上の様な考えで、年金支給開始年齢引き上げを提言したのである。スウェーデンは共生の社会である。人と人との繋がりを大切にしている「連帯」の国だ。定年退職してしまうと、多くの人は今迄の社会との繋がり、人との繋がりを失う事になる。定年制や公的年金制度は必然的に個人を社会から切り離してしまう制度だとも言える。国民の「連帯」と定年制、公的年金制度は、矛盾する。働く事を通して、人と人とが結び付きを強くする社会では、定年制、公的年金制度は必要ない。年金支給開始年齢を75歳に引き上げる提言内容を良く読むと、その様な彼の思いを読み取る事が出来る。

*以上は北岡孝義教授著『ジェネレーションフリーの社会』を私なりに抜粋し、読み起こしてみました。                     

福祉国家として確固たる地位を築いたスウェーデンの経済学者でもある前首相ラインフェルトは、高齢化社会に対応する年金制度の在り方を此の様に考え提言したのだと思う。我が国の年金制度改定を考えるにあたり参考になる提言でもある様に思う。


少子高齢化のスエ―デンに学ぶ3・4・ [社会保障]

3年金制度改革の断行(基礎年金の廃止) 

スウェーデンでも、20世紀後半から少子高齢化が進み、年金支出が徐々に膨らんでいった。1980年代後半に生じたバブルが1990年代初頭に弾け、我が国同様に財政が一気に赤字へと転じた。巨額な財政赤字のもと、公的年金制度を維持する事が困難な状況に陥った。危機感を持ったスウェーデン政府は、持続可能な制度を目指し、1999年に公的年金制度に大ナタを振るった。それは、国民の痛みを伴うものであった。基礎年金プラス所得比例年金の2階建ての年金制度から、所得比例年金のみの年金制度に移行した。高齢者の生活保護的な最低保障年金制度を残しながらも、国民一律の基礎年金を廃止した。 国民に政府の財政状況を訴え、国民の痛みを伴う改革を断行した。国民はそれを受け入れた。世界は、政府に対するスウェーデン国民の信頼の高さに驚くと共に、スウェーデンの公的年金制度改革を称賛した。

4・定年延長提言の真意は?

処が、その公的年金制度は基礎年金を廃止したにも関わらず、再び行き詰まり、20122月、穏健党のラインフェルト首相は、年金支給開始年齢の75歳引き上げに言及した。この発言に対して今度は、国民が納得しなかった。勿論、マスコミや野党も一斉に反発した。そして、政府に対する不信が高まってしまった。

スウェーデンの公的年金には、日本以上に多額の税金が投入されているにも拘らず維持が難しくなってしまった。少子高齢化が進んでいる事もあるが、最大の原因は再びの財政赤字である。リーマンショックや移民の急増等等に依り一層景気が悪化し、財政赤字が再び拡大してしまった。此の侭ではとても公的年金制度を支え切れぬとの危機感から、公的年金への支出を何とか切り詰めたいと考え、首相打ち上げたのが年金支給開始年齢の75歳への引き上げである。此れに国民やマスコミは猛反発した。 ラインフェルト首相の年金制度の廃止に等しいとも取れる今回の発言には、別に真意が有った。然し、マスコミでは、其の真意は報道されていない。

JF・ラインフェルト=経済学者(John Frederic Reinfeldt:スウェーデンの第42代首相(20062014)




少子高齢化のスエ―デンに学ぶ1・2・ [社会保障]

1・成熟社会と年金 

少子高齢化の進んだ成熟社会では、現役世代の労働力が不足し、需要が低迷し、経済は低成長になり、税収は減小する。当然の事だが、高齢者が多く、年金等の社会保障費は増大する。結果、歳入減、歳出増となり、財政は悪化する。そこで、政府は財政立て直しの為に、年金給付額を減らし、高齢者の生活は年金だけでは立ち行かなくなる。 

2・将来に備えて働く意識の改革を!
内閣府『平成26年版高齢社会白書』に依れば2060年には、我が国の2・51人が65歳以上の準高齢者で、4人に1人が75歳以上の高齢者となる超高齢化社会を迎える。今の処其れを打開する方策が殆ど見当らない。其処で、何処か参考になる国はないかと世界を見渡してみると、北欧の福祉国家スウェーデンでも我が国同様に公的年金が財政を圧迫し財政収支が赤字になっている。然し、原因は資産超過でもあり、我が国と較べれば遥かに健全ではある。                                                         出生率も、OECDの「経済協力開発機構」の統計に依ればスウェーデンでは略2だが、我が国では14である。其れでも、彼の国の政治家は少子高齢化に伴う財政赤字を極端に恐れている。    


アメリカファーストと都民ファーストは何処が違いますか? [政治]

最近、大衆迎合のポピュリズムが急激に頭を擡げ、世間を席捲しています。またまた危ない時代に突入して来ました。大衆迎合主義と民主主義は何処が違います?                                 
大衆の悩みや思いに迎合し自分の思う方向に民意を誘導し利用する政治家と大衆の悩みや思いを受け止め其れを分析し、何が真に大衆の為なのかを考え行動する政治家を判別する能力を身に付ける事が必要です。
嘗て、此の国を大戦に導いたお偉方も、同盟国であった彼の国のヒットラー総統も、国民大多数の熱烈な支援を後ろ盾に立ち上がった形で戦争の口火を切った事実を思い起こして下さい。“何でも偉い人の云う事に遵ってさえいれば心配ない”は大変心配です。民主主義が衆愚主義になってしまっては再び同じ過ちを起こす事になる。 

2度と戦火に塗れたく無い人。原発事故で命からがら世の中を逃げ回りたく無い人。どんなに努力をしても報われぬ人。等々・・・・どの党が政権を取っても同じだ”なんて言わないで、選挙は棄権せずに必ず行き投票し、大切な1票に自分の想いを託す事皆んながその様な気持ちになれば此の国も変わる。“国民一人一人の自覚が全てだと思う。

我が国でもテロ等を標的にして、国会で「共謀罪」等が議題に挙がり、嘗て特高等が反政権の会合を取り締まった暗黒の時代を思わせる、どの様にでも活用可能な権力者に都合の良い法律を望む危険な雰囲気が漂って来た。要注意!

前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。